謝ってはダメ
以下、トニ・ハマーさんが娘さんへ向けたメッセージの全文を和訳したものです。
娘へ
誰かがあなたにぶつかってきた時、謝ってはダメ。「私、めんどうくさくてごめんね」なんて、いってはダメ。あなたは「めんどう」などではないわ。感情があり自分の考えを持つ、敬われるべき人間よ。
誰かに誘われた時、なぜ行きたくないのか、理由をあげる必要はないの。シンプルに「行きたくない」といっていいのよ。誰かの前で、何を食べるのかを考えすぎてはダメ。あなたが好きなものを食べればいいの。サラダなんて頼まず、ピザを頼みなさい。
誰かのために、髪を長くする必要なんてないわ。もしあなたが「こんな服、着たくない」と思うなら、着なくていいのよ。外に出たいと思うなら「誰かと一緒でなきゃ」なんて思わずに1人で出かけなさい。
泣きたい時は泣きなさい。泣くのは弱さではなく、人間であるということよ。誰かのために、無理に笑顔を作る必要はないわ。自分自身のジョークで笑うことを恐れないで。本心を隠してまで「イエス」といわないで。「ノー」という、それが生きるということよ。
あなたの意見を隠してはだめ。とにかく話しなさい、それも大きな声で。「あなたは、私の意見を聞くべきです」と。あなたであることを、謝ってはだめ。勇気と大胆さを持ち、そして美しくなりなさい。堂々と生きていいのよ。
「自分らしく生きて行きなさい!」
そう言って力強く、娘さんの背中を押してあげたトニさん。
美しく凛としたトニさんの言葉の数々、あなたはどの言葉が心に響きましたか?
トニさんは幼少期に自分自身がいじめにあった経験があり、
その思いから幼稚園に行く娘さんにメッセージを贈ったそうです。
ネットの反応
このメッセージには、多くの方が感激のコメントを寄せました。
・私もすぐ謝ってしまう人間だった。でも、子供にまでその姿勢を伝えたくない。
・このメッセージをみて、勇気を持とうと思った
・自閉症の娘について、他人からとやかくいわれることがあります。この言葉で「気にしなくていい」と、勇気づけられました。
・美しく、そして正しい言葉だ。
「自分と同じ経験をさせたくない」「堂々と前を向いて自分らしく生きて欲しい」という、
力強く深い母の愛を感じるメッセージ。
娘さんのこの笑顔を守りたいという、トニさんの気持ちが痛いほど伝わりました。
「すいません」この言葉が名刺のようになっている日本人ですが、
トニさんのように「堂々と生きる」精神を身に付けていきたいものです。
【関連記事】
*「歯磨き粉をチューブに戻して」母親が中学生に贈ったこの言葉の深い真意が分かりますか?
*非常識な新成人を一喝したある漫画のワンシーンに「その通り!」と共感の声続々!
*弱い心の子供に育ってしまわないように…やってはいけない3つの言動がこちら!
*「粋な大人になるために…」銀座のクラブママが教えてくれる2,30代のうちにやっておく事!
*帝王切開で産んだということを叩かれた母親→『何も知らないくせに!』という心の叫びに考えさせられる…!
出典:Facebook