激痛の涙
大勢の人がいる浜辺に、1匹の大きなウミガメが現れました。
通常、産卵は夜の人気が無い浜辺で行われるはずです。
しかし、このウミガメは激痛のために浜辺に現れたようです。
発見者が何か突き出ていると思い、近くに寄りましたが…。
鼻に入っていたのは、プラスチックの「使い捨てフォーク」だったのです。
先が広がっているため、男性が引っ張ってもなかなか抜けませんでした。
携帯用の道具を取り出し、ペンチで引っ張る男性と押さえる男性2人。
計3人の大人でやっと抜くことが出来たのです。
これはかなり痛かったでしょうね。
人間の捨てるゴミ
ウミガメを苦しめていた「プラスチック製のフォーク」は、
イベントや荷物の軽量の関係で使われる方も多いと思います。
お手軽なプラスチック製品ですが、
後に残ったゴミは責任を持って処理しなければこのような悲劇が待っています。
自然界では分解されないプラスチックが海中を漂い、ウミガメに突き刺さりました。
このウミガメは助かりましたが、他にも苦しんでいる動物がいるのではないでしょうか。
中には命を落としている動物もいるかも知れません。
運よく助けられたウミガメですが、フォークが抜ける瞬間は苦痛のあまり、
助けた男性もあまりの悲惨な光景に顔を歪めていました。
ゴミをポイ捨てする行為は気軽に悪気もなくしているのかもしれませんが、
誰かを傷付ける『危険な行為』であることを認識して下さい。
ゴミは絶対にポイ捨てをしてはいけないのです。
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出典:YouTube