シニア犬の道
保護された犬はシニア犬の場合、里親が見つかりにくいのが現実です。
運が良ければ施設に送られ、悪ければ安楽死が待っています。
クッキーを保護した保健所は、SNSにクッキーの姿を投稿しました。
クッキー救出に、
ユタ州にある『OC Small Paws』のリン・ハミルトンさんとレスキューチームが乗り出します。
また、クッキーのSNSを見た方が里親を申し出てくれました。
里親という幸運にも恵まれ明るい未来が待っているはずのクッキーでしたが、
ある驚愕の事実が発覚することに…。
12個の腫瘍
クッキーの預かり先は見つかりましたが動物病院で検査をしたところ、
クッキーの体には12個も腫瘍があったのです。
幸運にも獣医さんによって腫瘍のほとんどを取り除くことができましたが、
『OC Small Paws』はクッキーの健康状態を懸念して里子に出すことを断念しました。
クッキーは『OC Small Paws』が健康状態を管理し、
預かり家族の元でモニタリンクをしながら過ごすことになりました。
新しい家族が同情心でクッキーを引き取ったとしても、
医療費の負担等で見放されてしまったら以前のつらい思いをしてしまう可能性があります。
しっかりとした管理体制で見守るのが懸命でしょう。
クッキーに起こった出来事はSNS上で拡散され、目の前で見捨てた飼い主へ批判が殺到しました。
「年老いたから」と本人目の前で見捨ててしまうような人間に、犬を飼う資格はありません。
無神経な飼い主に連れて行かれた、ラブラドールの将来が気にかかります。
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出典:LittleThings