再発
2013年の秋頃、アビーちゃんの容態がやっと安定しました。
学校へ通い、サッカーができるほど元気になっていました。
ところが次の年にガンが再発します。
病細胞の治療抵抗性が強くなっており、抗がん剤療法や放射線をしても効果が出ませんでした。
当時の事をパティーさんは以下のように説明しています。
「アビーは身体を動かす事が出来なくなりました。小さい動きでも全身に激痛を感じていたのです」
再び骨髄移植をしましたが、経過は悪く腎臓機能が低下し、透析をする事になりました。
医師から透析を外した状態のアビーちゃんの余命は、約48時間と告げられました。
両親は万が一の事態に備え、アビーちゃんの身近な人達へ事情を説明し、祖父母を呼びました。
その後起きた奇跡については、次のページでお伝えいたします。