1、体罰と同じ
「怒鳴っているだけで体罰は加えていない」と、多くの親は考えているのではないでしょうか。
しかし怒鳴りつける行為は、体罰を変わらない精神的ダメージを及ぼすそうです。
つまり、肉体的暴力と同じなのです。
その子に命の危険がある場合は強く叱る事も必要ですが、「怒鳴る」と「叱る」では意味が違います。
怒鳴ることは、親がイライラした気持ちをぶつけているだけです。
これでは、子供の心は恐怖で委縮します。
2、心が荒む
怒鳴られて育った子供は自尊心を失います。
うつ状態や攻撃的な行動リスクが上昇し、嘘や盗みなどの問題行動を引き起こしやすいのだとか。
絶対的な親に怒鳴られることで精神的に追い込まれ、
怒られるのを恐れるあまり人の顔色を見るようになります。
そして、本音を言えなくなり精神的に孤立、
自己肯定感が低くなり、不幸を感じやすくなると言われています。
3、躾にならない
子供を怒鳴りつけても、躾になっていません。
怒鳴られた子供は怒られた内容を理解せず、脅されたという暴力行為に怯えるだけです。
それは子供の思考を停止させるだけで、怒られている理由を考える子共は殆どいません。
また、小さな子が不器用なのは「あたりまえ」です。
できないことを頭ごなしに怒っても、納得はしないでしょう。
もし問題行動がある場合、暴力では解決できません。
子供と向き合い、根気よく説明することが大切です。
解決方法
感情のままに子供を怒鳴りつけるのは大変危険です。
子供の将来が閉ざされる可能性もあります。
イライラしても感情をコントロールし、怒鳴る行為は避けたいものです。
怒りが頂点に行く前に「深呼吸する」「部屋を出る」などして、気持ちを落ち着かせてみましょう。
冷静に子供と向き合って下さい。
「怒り」は子供にとって、何の解決にならないことを覚えておいて下さい。
また怒鳴ってしまった場合は、必ず子供に謝りましょう。
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