安全のため
「バスが停車してから、席をお立ちください」
バスを利用したことのある方なら聞いたことがあるであろうこのアナウンス。
一体なぜ、このようなアナウンスを行うのでしょうか。
もちろんこのアナウンスは、乗車しているお客さんの安全を配慮するためのアナウンスです。
ご老人や荷物を持った方、混雑した車内では早「めに移動しないと降りられなくなってしまう。」
という焦りからついバス停に着く前から席を立ってしまうことがあります。
バスが動いている中席を立つという行為は危険で、ケガをする可能性もあります。
しかしながら、
「けがをしても自分の責任だし、運転手さんのせいにはしないから大丈夫」
という考えを持った方も多いのではないでしょうか。
運転手の責任
いくら自業自得といえる様な転倒などによるケガであったとしても、
バス車内で誰かがケガをしてしまえばそれは「運転手の責任」になってしまうとご存知でしたか?
バスの中で乗客が転倒等、怪我をした場合「車内事故」という交通事故と同じ警察案件になる。運転手さんの免許に違反点数が加点され、刑事罰の罰金もある。
だから、しつこいくらいに「席を立つのはバスが停車してから」と案内してる。これは聖地に限らずどこの路線バスでも同じ。もっと知られて欲しい— スカイ (@sky_fd3s) March 20, 2017
Twitterユーザーのスカイさんが投稿しているように、
バスの車内における転倒などのケガは交通事故と同じで警察案件になってしまうのです。
そして、違反切符を切られることになっています。
そのため、バスの運転手さんは口を酸っぱくして
「停車するまで席を立たないで下さい」とアナウンスしているのです。
バスを利用する際は「自分は大丈夫だ」と過信せず、
運転手さんのアナウンス通り『バスが停留所に停まってから』席を立つようにしましょう。
いくら運転手さんは悪くないとケガした人が訴えても、
乗客がケガをしてしまえば運転手さんに被害が及びます。
この事実をきちんと理解したうえで、バスを利用するようにしましょう。
出典:Twitter
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