犬を助ける
車にひかれた犬をバスの中に運んだバスの運転手はその犬をダンボールの上に置き、
横になれるようにスペースを作ってあげたのです。
乗客たちも初めはドライバーが何をやっているのかわからず騒然としていましたが、
状況を把握すると乗客の方々もドライバーに協力的になってきました。
しかしバスの中に獣医師や医者はいなかったため、
ドライバーも含めて乗客みんな専門的な知識のない一般人でした。
バスの運転手からのお願い
このままでは犬が死んでしまうと思ったバスの運転手は、
犬を助けるために乗客に向けてこんなお願いをしました。
「このバスで最寄りの動物病院まで連れて行ってあげたいんだけど…」
その提案に対して乗客たちは口を揃えて「そうすべきだ!」と、賛同してくれました。
その後、バスで病院に運ばれた犬は一命を取り留めることができました。
もし、バスの運転手が動物病院に行くことを提案していなければ、
きっとこの小さな命は助からなかったでしょう。
それ以前に、バスの運転手がひかれたこの犬を見つけていなければやはり助からなかった命でしょう。
バスの運転手と優しい乗客たちに助けられた小さな命。
心温まるエピソードでした。
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