助けないと…!
この助けられた猫の体はコンクリートに覆われているのです。
そのため、目も開けられないし体毛もゴワゴワとしているのです。
保護された時には、
すでに背中と顔のコンクリートは硬化が始まってしまっていたので目を開けられない状態でした。
保護した女性はなんとか助けてあげたいと思い、急いで動物病院へと猫を連れて行きました。
動物病院に到着すると、まずは猫の体からコンクリートを取り除く処置が行われました。
体を覆っていたコンクリートは洗い流すことはできないと判断され、
猫の毛は刈り取られることになりました。
また、肺などの呼吸器官への影響も心配されましたが、
その点に関しては担当した獣医も「神に祈ることしかできない」と言っていました。
その後
ネコの呼吸器官にコンクリートの影響はなく、
懸命な処置を迅速に行ったお陰で一命を取り留めることができました。
そんな猫には「グラント」という名前が名付けられました。
この話は奇跡のストーリーとして広まっていき、グラントの知名度も上がって行きました。
その結果、グラントの飼い主を名乗る人が続々と現れたのです。
しかし、どの人も飼い主であった証明ができる写真や動画などを持っていませんでした。
名乗り出た人たちは、自分も奇跡のストーリーの登場人物になりたかっただけなのです。
現在、グラントは恩人である獣医のシェリダンさんの元で暮らしています。
シェリダンさんは元々飼っていた他のネコちゃんたちとも仲良く生活しています。
シェリダンさんとグラントの新しい生活は始まったばかりですが、
これからもっと親密な関係になれると良いですね。
出典:Yhe Dodo
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