思い出してください!戦争が起こると人間のみならず、動物にも犠牲が出るのです・・・

マーリー

紛争地アフガニスタンのゴミ山で生まれ育ったマーリーは、極度に銃と争いを嫌う傾向がありました。

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マーリーはジョーンズさん家族の一員として、一緒に出かけたり馬との出会いを楽しんだりと、

アフガニスタンではできなかった生活を送っていました。

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ところがジョーンズさんが不在の際、

ジョーンズさんの子供が持つおもちゃの銃にマーリーは興奮してしまい、子供を噛んでしまいました。

近所の人がアニマル・コントロールを呼んで事態を収拾してくれましたが、

マーリーはアニマル・コントロールから10日間自宅から出ることを禁じられました。

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安楽死判決

さらに残念なことに、

禁止令が解除される10日目にジョーンズさんの子供たちのささいな喧嘩に興奮したマーリーが、

子供に乗りかかったことでマーリーに噛まれた子供の傷口が開いてしまいました。

そしてマーリーはアニマル・コントロールにより、

ベイ・カウンティー・アニマル・サービスに収容され、安楽死を待つ状態にいます。

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ジョーンズさんを始めとして、現地の行政長官までマーリーの助命を訴えています。

今、ジョーンズさんはマーリーの帰宅条件リストという大問題に直面しています。

この条件リストをクリアしないと、マーリーを家に連れ帰ることはできません。

そのリストの内容は、高いフェンスを家に設置することと保険の加入です。

ところが、マーリーの「安楽死判決」の影響で保険会社は契約を結んでくれません。

経済的困難

さらに、マーリーの「安楽死判決」が取り消されないと、

マーリーの10ヶ月間の収容費3,000ドルを支払わなければなりません。

加えて判決取り消しのために、8,000~1万ドルの費用がかかります。

目下、マーリーの「安楽死判決」の取り消しのための募金活動がおこなわれており、

既に1万5,000ドルほど集まっています。

ジョーンズさんによると、既に募金で集まった1万ドルで法的手続きを行なったそうです。

またジョーンズさんは、マーリーのためにトレーナーを雇うなどしてマーリーの帰宅の準備を整えています。

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そしてネット上では、マーリーが家族の元に戻れるようにと署名活動も行なわれています。

戦争のせいで深く傷ついたマーリーに、1日でも早く幸せな日々が訪れるようにと祈るばかりです。

出典:The Dodo

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