飼い主探し
黒い犬は家へ帰りませんでした。
飼い主も探しているだろうと思い、ロペスさんはポスターを作って飼い主を探しました。
しかし一向に飼い主さんは現れません。
仕方がないので、ロペスさんは夫と共にシェルターへ犬を連れて行き、飼い主を探してもらいました。
預けた犬が気になります。
ロペスさんはできるだけシェルターに訪ねて行き、行けないときは電話で飼い主の件について聞きました。
いつの間にかこの犬が、大好きになっていたのです。
ロペス家の子「マギー」
飼い主が見つからないので、シェルターでは他の里親を探すことにしました。
それを聞いたロペスさんは、迷うことなくこの犬を引き取ります。
名前は「マギー」。
優しいこの犬にピッタリの名前です。
なお、ロペス家には「チャリー」という神経質な犬がいました。
しかしマギーはチャリーにも優しく寄り添い、神経質なチャリーのお母さん的な存在になりました。
仲間たちへの愛
マギーの後、ロペス家ではシェルターから「モコ」という恐がりで小さい犬を引き取りました。
マギーはこの子にも優しく接します。
ロペスさん夫婦や、みんなを安心させる存在になったのです。
大切なマギー
マギーに元気がありません。
病院へ連れて行くと糖尿病と診断されました。
この病気は、視力を失う可能性があります。
ロペスさんはマギーが元気なうちにみんなでキャンプへ行き、マギーと楽しい時間を過ごしました。
マギーの目はほとんど見えなくなりました。
それでもマギーはみんなに寄り添い、支えてくれています。
ロペスさんはあの時、マギーが家に来てくれてよかったと感じています。
マギーはロペスさんを見た瞬間、
「この人なら助けてくれる。ここの家族を守ろう」と直感したのかも知れませんね。
出典:サプライズ
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