ジェスロ
オハイオ州の警察官、ライアン・デイビスさんにはジェスロという相棒がいました。
ジェスロは小さな頃から、様々な厳しい訓練を乗り越えてきた優秀なPOLICE K9です。
しかしある日、ジェスロは食料品店の不法侵入者の捜査中に犯人に銃で撃たれてしまいます。
犯人は逃走しましたが、その後現場近くの庭で発見されました。
ジェスロは撃たれた時、脳に損傷を受けてしまいした。
その後、policek9のFacebookなどでジェスロが犯人に撃たれた事を伝え、
ジェスロの回復を願う世界中から励ましのコメントが届きました。
そして多くの人が、ジェスロにつきっきりで看病するライアンさんの姿に胸をうたれました。
ジェスロのお葬式
一時は容態が安定して回復の兆しをみせていたジェスロですが、
翌日人々の祈りもむなしくジェスロは3歳の若さで亡くなってしまいました。
SNSには悲しみの声が溢れ、多くの人がこのニュースに嘆き、悲しみました。
ジェスロの死はメディアでも取り上げられ、ジェスロのお葬式には何百人もの人たちが参列しました。
ライアンさんによるとジェスロは忠実で、無償の愛に溢れていたと言います。
また初めてやってきた時から、ジェスロは家族の一員でした。
ライアンさんはジェスロと一緒に過ごす時間が多く、悲しみは計り知れなかったことでしょう。
アリソンちゃん
警察署には、ジェスロの死を悲しむ人々から2,000通を超える手紙が送られてきました。
その中に、ライアンさんの心を揺さぶる手紙もありました。
それは11歳の女の子、アリソンちゃんからの手紙でした。
手紙には、彼女のおこづかいと共にこう書かれていました。
『警察のみなさんへ
ジェスロのことはとても悲しいです。
私のおこづかいを送ります。
これで防弾ベストを買ってください。
みなさんと犬達に神のご加護がありますように。』
ライアンさんはその後、アリソンちゃんの家族と直接電話で話ができる事になりました。
そしてライアンさんがアリソンちゃんに電話した時、手紙のお礼の他に伝えたことがあります。
それは、アリソンちゃんの優しさによって多くの募金が集まり、
K9チームの残る7頭すべてに防弾ベストを購入できたという事です。
更に防弾ベストだけでなく、ペットサイズの酸素マスクの購入も計画に入っているとのことです。
アリソンちゃんの優しさが世界中の人々を動かしたのです。
これからもK9の犬達には頑張って欲しいですね。
出典：サプライズ
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