犬が吠えながらお風呂場に入ってきた→母親はそんな犬を叱ったがその真相が危険を知らせているのだと分かり…!

いたずら好きな犬

1993年、ミンデイさんの一家には娘のレイチェルちゃんの誕生というハッピーな出来事がありました。

オハイオ州に住むこの家族には、すでに9歳になるアマンダちゃんと2歳のコリー犬パピロンがいましたが、

犬を含めてレイチェルちゃんの誕生には家族揃って大喜びでした。

しかし、一つだけ懸念がありました。

パピロンは新生児と同じ部屋にいると吠えてしまうのです。

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パピロンはいたずらな犬でした。

靴は噛んで何足もダメにし、ソファーも噛み放題。

いたずらばかりしていたので、もう誰もいちいち気にしなくなりました。

名犬パピロン

吠える!

そんなある日のこと。

アマンダちゃんが外に遊びに出て、家の中はミンデイさんとレイチェルちゃんだけになりました。

ミンデイさんはレイチェルちゃんを昼寝させると、その間にシャワーを浴びてさっぱりしようと思っていました。

レイチェルちゃんが起きてしまうと、そんな余裕はなくなるからです。

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しかしミンデイさんがシャワーを浴びていると、パピロンは突然吠え始めました。

ミンデイさんは赤ん坊が起きてしまうのではないかと心配し、

早めにシャワーを切り上げて犬を静かにさせようと思いました。

そして、シャワーを止めようとした時です。

パピロンがシャワーカーテンに鼻を突っ込み、狂ったように吠え始めました。

パピロンはしきりに何かを伝えようとしていました。

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ミンデイさんはテレビドラマシリーズの『名犬ラッシー』をよく見ていたので、

ラッシーの姿とパピロンを重ね合わせてレイチェルちゃんの異変に気がつきました。

こんな時、ラッシーはドラマの中でいつも人を助けていたのです。

レイチェルちゃんの危機

「レイチェルが危ない!」

ミンデイさんは胸騒ぎを覚えながら、タオルを掴んで犬の後を追いかけました。

パピロンは、真っ直ぐレイチェルちゃんが昼寝をしている部屋に駆けて行きました。

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部屋まで行くと、パピロンはレイチェルちゃんが寝ているゆりかごの横でジャンプをし始めました。

ミンデイさんはゆりかごを覗き込み、目を疑いました。

レイチェルちゃんの唇が紫色になっていたのです。

ミンデイさんはレイチェルちゃんを抱きかかえると脈を確認しました。

状態を調べた結果、レイチェルちゃんは気管が詰まって呼吸ができなくなっていたと判明しました。

大急ぎで外にいるアマンダちゃんを呼び、救急車を呼ぶように言いました。

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ミンデイさんは赤ちゃんに人工呼吸を始めました。

背中をさすり、呼吸の邪魔になっていそうなものを全て取り払いました。

ミンデイさんの必死な手当てのおかげで、レイチェルちゃんは再び泣き始めました。

この時ほど赤ん坊の泣き声が嬉しかったことはないと言います。

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助かったレイチェルちゃん

救急車が到着すると、レイチェルちゃんはすぐに病院へ搬送されました。

アマンダちゃんは家に残って、この日の主役のパピロンを撫でて落ち着かせてあげたそうです。

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レイチェルちゃんの呼吸困難の原因は、食べ物がつかえていたためでした。

まさに九死に一生の出来事でした。

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これは1年後にレイチェルちゃんが完全に回復し、元気いっぱいになった時の写真です。

また、この時の出来事についてはこちらの動画でもご覧いただけます。

パピロンがレイチェルちゃんの異変に気がついて、本当によかったですね。

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出典:YouTube

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