内部障害を抱えているため、優先席に座ったら「立て」と言われた!事情を説明したが・・・

優先席に座ったら怒鳴られた!

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その日は『ニノニノぴぴぴ♬(@SugimotoYohko)』さんの友人が病院で診てもらう日で、

市内の病院へ行くために電車に乗りました。

内部障害者カードをきちんとカバンの前に掛けていたはずでしたが、

優先席に座ると知らないおじさんに怒鳴られてしまいました。

おじさんはその友人に、「そこは障害者や年寄りの席じゃ!早う立て!」ときつく叱りつけました。

つらい思い

友人は自分の身体障害者手帳を見せ、自分が障害者である事を教えましたが、

それでもおじさんの怒りは収まらなかったようで、このような言葉を言い放ちました。

「紛らわしいんじゃ!障害者なら障害者らしい格好しとけや!」

友人の方は泣きそうになり、次の駅で電車を降りて一本遅らせたそうです。

友人はせっかく市内に行けると思ってオシャレして出たのに、つらい思いをしたとのこと。

内部障害者カードはまだまだ認知度が低いようで、時々このような事に遭うと言います。

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障害者らしい格好とは?

障害者だったら障害者らしい格好をしろと言われても、

障害者らしい格好とはどんな格好なのか分かりませんし、

そういった決まりはどこにありましたのか教えて欲しいぐらいです。

年寄りの方でもオシャレして若く見られたい、と思う時もあるのではないでしょうか。

それなのに、あまりにも理不尽で心無い言葉を放って障害者を傷つけました。

このような事が人知れずに繰り返されているという現実、

そして障害者として認められずに助けを求められない内部障害者の気持ちを思うと、

悲しくて涙が零れてしまいそうです。

ヘルプカード

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ちなみに、東京都でも内部障害者カードと似た「ヘルプカード」というタグを配布しています。

今回のようなエピソードを見る限り、未だに内部障害者への理解が足りない方も少なからず存在するようです。

障害を抱える方々にとって住みよい社会になるよう、 少しでも多くの人に知って欲しい事です。

出典:Twitter

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