捕食の跡
魚の正体はヒラメでした。
新種というわけではなく、私たちにも比較的馴染みのある魚ですね。
しかし見ての通り、ヒラメは腹の一部がなくなっています。
恐らく大型魚であるオオスズキやサメなどに噛まれたのではないかと推察されるようです。
そして驚く事に噛まれた傷は完全に塞がっており、魚の状態は至って健康でした。
いつどのような状態で噛まれたのかは分かりませんが、 釣り上がった時はとても生き生きとしていたそうです。
たくましい姿
裏側から見るとこんな感じになっています。
よく見ると歯形みたいなものがまだ付いています。
グラントさんによれば、
「私たちは見たものを信じられず、衝撃で言葉を失いました。 噛まれたのは昔の事だと思います」
とのことです。
それにしても、体のおよそ3分の1を捕食された城代でまだ生きていられるとは、
魚の生命力は本当に恐るべしです。
未知の海
なお、グラントさんはヒラメを逃がしてあげました。
海に戻されたヒラメはすぐ、ロケットのように遠くへ泳いで去ったそうです。
「私は父親に釣りを教えてもらって以来、人生の半分も釣りに費やしていますが、
こんな経験のないこともあるんだと感じました。
この湾にはまだ未経験なことがたくさん眠っているんだと思います」
グラントさんはこのように述べています。
海には未知なものがまだまだ、たくさんあります。
またいつか、この謎だらけの深海に新しい魚が見つかるかもしれません。
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