変わらぬ愛情
マルゴーは目が見えなくなっていると言われた日に、聴力まで失くしていると告げられます。
しかしマルゴーには、信頼できる家族と仲間たちがいました。
飼い主さんと奥さんのローラさん、きょうだいのクロエ・スージー・ロンダです。
今まで当たり前にできていたことができなくなるのは、マルゴーにとってとてもつらいでしょう。
それでも味方である家族や仲間が傍にいると言うことは、これ以上なく心強く感じられるはずです。
きょうだい犬たちはマルゴーが歩くとき、交代でリードするようになりました。
しかも彼女がこうしてほしいと望む時だけではなく、先に動いて彼女の気持ちを察するようになったのです。
マルゴーの笑顔
マルゴーの表情は、笑っているように見えます。
彼女が本当に笑っているのかどうか、きっちり証明することは少々難しいかもしれません。
しかしマルゴーを見ると、不思議なことに笑顔を浮かべているのだろうと思わされるのです。
彼女があまり良くない日を過ごしているときは、
はっきりと分かるくらい笑顔とは呼べない表情をしています。
素晴らしい1日を過ごした時には、耳から耳へ口角の上がった笑顔になるのです。
マルゴーは多くの愛情を受けているので、幸せな気持ちから笑っているのだと思います。
周囲を見聞きすることはできなくなっても変わらない愛情を向けられるマルゴーは、
これからも笑顔の絶えない日々を送ることでしょう。
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