最後のドライブ
アメリカのペンシルベニア州に住むニコル・グライムスさんは、ある時思わぬ体験をしました。
始まりは彼女が10歳の頃。
おばあちゃんが一人っ子だった彼女のことを心配して、1匹の子犬を紹介してくれました。
すぐにニコルさんと仲良くなった子犬は、「クロエ」と名付けられます。
しかしともに過ごす幸せな日々は、ある日突然終わりを告げました。
クロエはもともと奔放な性格をしていたのですが、
その元気さが家で仕事をするお父さんの邪魔となっていました。
そしてニコルさんが14歳の時、とうとうクロエを保護施設へ引き渡すことが決まります。
ニコルさんは悲しみのあまり、保護施設へ向かう間ずっとお腹が痛かったそうです。
これが彼女らにとって最後のドライブとなりました。
その後に起きた奇跡は、次のページで詳しくお伝えいたします。
1 2