職人歴50年
馴れた手つきで、白い布を指に巻き付け靴を磨き始めます。
リズミカルにオイルを含ませた布で、丁寧に磨いています。
靴磨きのおじさんは、昭和33年からこの仕事をしているとのこと。
布を巻いている右手と同時に、左手もリズムをとるように動かします。
オイルが不足すると、微妙な加減で数滴たらします。
くすんだ革靴が、どんどん光っていくのが分かります。
靴屋さんやホームセンターに簡単な靴磨きセットが販売されていますが、これほどは光りませんね。
「すごい!」と、取材している358さんも感動しています。
職人さんの足元には、七輪が置かれています。
その中には、昔懐かしい豆炭が入っていました。
暖を取るのと、クリームを柔らかくする目的で置いているそうです。
感銘するばかりの技術
「7時間ここに居る」「1日10人ぐらいのお客」などと言う会話が進む中で、
靴はどんどんキレイになっていきます。
最後に、青いクロス状の布で仕上げに入ります。
仕上げが終わると、ピッカピカの靴になりました。
お客さんによるとこの靴は10年前に購入したもので、
普段は自分で手入れをして月に一度ここに訪れて磨いてもらうのだそうです。
まるで、靴に命を吹き込んだかのように光り輝く靴。
10年も履いているようには見えませんね。
靴はその人を映し出す鏡ともいわれ、磨いておくと相手の印象も良くなり気持ちもスッキリしそうです。
靴磨きの料金は大体500円~800円ほど。
ぜひ一度磨いてもらってはいかがですか?
職人さんとの会話も、人生の勉強になりそうですね。
職人さんの凄い技は、こちらの動画でご覧ください。
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出典:YouTube