アザラシとウミガメ
2頭の姿を偶然に目撃したのは、
カナダを拠点に水中の珍しい生物を撮影して活動しているビート・ジェイ・コーナーさんです。
ビートさんは数年前のクリスマスイブに、ハワイのオロワルビーチ沖で海中撮影をしていました。
そこに偶然、ウミガメを抱きかかえるアザラシがいたのです。
https://www.instagram.com/p/BcVg16Elb4H/
この珍しい光景を撮影したビートさんは、Instagramに写真を公開しました。
一見微笑ましい光景ですが、その裏には悲しい出来事があったのです。
撮影したビートさんによるとウミガメの口元から前足にかけて釣り糸が絡まり、
頭を動かすことができない状態だったそうです。
そのようなウミガメを20分もの間、アザラシは抱きしめていたのです。
みんなの反応
「このように貴重な光景を目にするなんて、とても驚いた」と語るビートさん。
珍しい光景を撮影したこの写真には、称賛のコメントがたくさん寄せられました。
・心を通わせた友人同士なのかも。
・いままで見た中で、もっとも素晴らしい写真だ。
・美しい光景に、心が洗われた。
アザラシが初めて会ったウミガメに、心を寄せるのは考えにくい事です。
この2頭は、もともと友達だったのかもしれませんね。
ウミガメのつらそうな顔と、寄り添う事しかできないアザラシの顔が切ないです。
この後、2頭がどうなったのか知ることはできませんが、
ウミガメの釣り糸がどうにか取れて2頭で元気に泳いでいる姿を願わずにはいられません。
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