客を欺くペットショップ
ブラジルのサンパウロ州といえば動物殺処分並びに動物実験禁止法案が可決され、
動物を人間のエゴで殺すことが法律で禁止されたことで有名です。
そのブラジルの大手ペットショップ「Quatro Patinhas」を展開する動物愛護団体が最近、
新たな取り組みを行いました。
その取り組みとは、お客さんに嘘をつくというもの。
活動が行われたペットショップの様子がこちら。
子犬の部屋に仕掛けられた定点カメラに、ペットを求めにきたお客さんが映っています。
ペットショップ側の策略も知らず、お客さんは可愛い子犬や子猫に夢中です。
大きな嘘の秘密
子犬や子猫に一目ぼれし、飼いたいと申し出たお客さんにペットショップ側はネタ晴らしをします。
「この子は里親を探しているので、お金はいりません。」
ペットショップの看板は嘘で、実は里親募集中の子たちを集めていたのです。
この事実を伝えると、ほとんどのお客さんはびっくりするものの、状況を受け入れてくれるのだそうです。
ペットショップにいる子でも保健所にいる子でも、
可愛いのに変わりないという事が今回の取り組みで証明されました。
ブラジルのサンパウロ州ではペットの殺処分が廃止されました。
日本では、年間約20万頭もの犬や猫が殺処分されています。
人間のエゴで命を奪われていく子たちのためにも、ペットを飼うなら譲渡会などを利用しましょう。
【関連記事】
*221匹もの動物を救ったあるペットショップのユニークな里親探しが話題に!
*動物の命にとって大切な事とは?同棲中の彼氏とペットを飼うためにペットショップへ誘うと彼が表情を強張らせ…!
*ペット販売から里親贈与企業へ転換した「ペットを売らないペットショップ」が話題に!
*サンフランシスコで「ペットショップで販売できるのは保護動物のみ」という条例が可決されました!その裏にある悲しい現実とは?
*「さよならお母さん…ボクはお利口じゃなかったの?」保健所で犬が年間31万匹も殺処分される理由と最期の想いとは?
出典:YouTube