人間の鎖
自力での救助を断念した救助隊員は救援用のボートを要請し、到着を待っていました。
しかし、その間に家族はさらに沖へ流されることに。
その時、海岸にいた人々が1人1人サーフボードやブギーボードを持って海に入って行き、
手を繋ぎ始めたのです。
次々とビーチにいた人々が集まり、約80人の『人間の鎖』が完成します。
その命の鎖は見事に、沖へ流されてしまった家族の元へ届きました。
鎖になった人々は、まず2人の子供を助けます。
そして、家族全員を無事に救助することが出来ました。
100人以上の犠牲
人間の鎖に加わっていたジェシカさんは、この時の事を次のように語りました。
「最後は全員から拍手と歓声が上がりました。私たちがこれを成し遂げたことが、本当にうれしかったのです。」
人命が助かったことを心から喜んでいるジェシカさん。
本当に全員が無事に助かってよかったですね。
見知らぬ人同士が、「命を救いたい」という思いで作り上げた人間の鎖。
人は思いが通じれば、素晴らしい奇跡を起こすこともできるのです。
アメリカのライフセービング協会によると、
毎年アメリカでは推定100人以上の人達がリップカレント(離岸流)によって命を落としているそうです。
海や川などの自然は、何が起こるかわかりません。
悲劇を起こさないためにも、無理な行動は避けたいものです。
特に夢中になりやすい子供さんには、細心の注意を払うべきではないでしょうか。
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出典:Facebook