弱りきっていたロバと犬、なんと「助けられた方」が…!命の平等とは・・・?

不平等な処置

犬はすぐに保護施設へ引き取られましたが、驚く事にこのロバには何の処置もとられなかったのです。

何とかロバを助けたいと、ある人がロバの救済活動をしている団体へ連絡をしました。

この団体の関係者のVeronica Sanchezさんは、次のように話します。

「イヌもロバも同じ法の下で保護されるべきなのに失望したよ。動物が危険にさらされている時、どう対処すべきかは明らかだ。管理局は何を怖気づいている!これは職務怠慢だ。」

この話はすぐに動物愛護管理局へ届けられました。

ロバの命が危険だという事に誰も気づかなかったのです。

署名活動

ロバが倒れて数日後、この団体は地元裁判所と警察に緊急要請を出しました。

しかし、何の処置もされません。

そこで、この団体は別のアプローチを試みました。

それは”Change.org”というサイトで、オンラインの署名活動をするものです。

開始から13時間も待たずに、署名が1万2千人以上も集まりました。

この署名活動により、ようやく地元警察が動いてくれて翌日にロバが無事保護されました。

しかしロバの飼い主は引き渡しを拒否し続けており、行政がロバの身体検査をした所、

栄養失調やひづめの感染症、寄生虫などが見つかりました。

しかも体に合ってない引き具を付けていた為、皮膚の損傷までありました。

ロバのその後は、次のページにてお伝えいたします。

1 2 3