突き出ている!
カシューナッツとは果実の中にある種ではなく、突き出ているのですね!
これは想像できませんでした。
パプリカやリンゴから種が飛び出しているような状態で、このような果実を見たことがありません。
しかし日本人には珍しくても、現地の人たちには当たり前の姿です。
灰色の種子を先端にして、色鮮やかな果肉が育ちます。
この実を加工業の方々は果肉を切り離し、殻を割って中身を取り出すのだそうです。
ナッツの加工作業
殻割作業
大勢の女性作業員の方々が、太いレバー状の道具でナッツを割っています。
このような道具を使っているのは、外の殻が相当堅いということです。
皮むき作業
次にナッツを蒸して、皮を剥いています。
みんな一粒一粒手作業ですね。
かなり手間のかかるカシューナッツです。
工場の様子
とても広い工場です。
大型の最新式機械は無く、堅い実は大勢の女性たちによる様々な工程を経て、
ようやく食べられる商品になるのです。
これからカシューナッツを食べる時は、彼女たちの労をねぎらいたくなりますね。
ちなみに、果実の部分は品種によって甘いのだとか。
現地ではカシューアップルやカイピリ―ニャというジュースにすることもあるそうです。
ぜひ一度、口にして見たいですね。
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