キャンプ中の出会い
キャンプが趣味だというマイケルさんとその息子さんは、この日も近所の山へと向かいました。
いつも行っている場所へいくと、1匹の痩せこけた猫がやって来たのです。

その猫は人を警戒している様子がなく、
飼い猫だったのに捨てられてしまったのだとマイケルさんは思ったそうです。

息子さんはマイケルさんがテントを組み立てている間、猫と夢中で遊んでいました。
猫も息子さんが気に入り、後を付いて歩くようになったそうです。
「息子が猫を優しく撫でると、まるでそれに応えるように足に顔を擦り寄せていました。猫はとても幸せを感じていたようです」と、マイケルさんは言いました。
息子さんは猫に魚を与えようと釣りを試みましたが、上手く行きませんでした。
その代わりに、持ってきた食料を与えたそうです。
仲良くなったふたりでしたがお腹が一杯になったのか、その夜猫は暗い森の中へと消えてしまいました。
猫がマイケルさん親子の前に現れたのはご飯が目当てだったのでしょうか…?
この後の思いがけない展開については、次のページで詳しくお伝えいたします。