瀕死の子熊
あなたの目の前に瀕死の状態で横たわる動物がいた時、あなたならどうしますか?
しかも、この動物は法律で運び出すことが禁じられているのです。
今回ご紹介するエピソードは、まさにこういう状況に遭遇した人のお話です。
アメリカに住んでいて写真家のコーレイ・ハンコックさんは今年の3月、
オレゴン州でハイキングを楽しんでいました。
そんな時、目が半開きになっていて仰向けに倒れ、
雨でびしょ濡れで固まった瀕死状態の1頭の子熊を見つけました。

オレゴン州の州法では、熊を生息圏外に持ち出す事は禁止されています。
コーレイさんは、今にも息絶えようとしている子熊と自分の子供の姿が重なり、
見捨てることができませんでした。
気になる子熊と州法を犯したコーレイさんのその後については、次のページで詳しくお伝えいたします。
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