社会にはルールがあり、多くの人間がスムーズに生活するための禁止事項があります。
ルールや契約が破られた場合、違反した人にペナルティーが下されるのは当たり前です。
しかし、規則があるにも関わらず違反する方がいます。
逆切れされるのも困りますが、小さな命を印籠にして泣き落そうとする行為も悪質ではないでしょうか。
新生活が始まり、アパートやマンションで生活を始めた方も多いかと思います。
そこで、マンションの管理人をしている方が、厄介な入居者の事例をもとに苦言と助言を提示しました。
賃貸物件を利用されている方はぜひ参考にして下さい。
犬猫禁止
この方が管理している賃貸マンションには「犬猫禁止、小動物要相談」という契約内容が含まれています。
ある日、入居者から電話がありました。
「同じマンションの住人が犬を飼っている」(かなりパニックの様子で)。
この方は、重い犬アレルギーのためにこのマンションに入居したそうです。
管理人さんはすぐ現場に行き、飼い主と直接お話をしました。
「犬と一緒に引っ越すか、犬だけを手放すのが選んで欲しい。1ヶ月の猶予と、犬アレルギーの方がいるの決めるまで犬は預けて欲しい」との内容を伝えたそうです。
それに対して違反した入居者は
「引っ越し費用が無い。この子は家族だから別れたくない。誰も預ける人がいない。保健所に連れて行くしかない」と否定する言葉を並べ最後に、このように言ったそうです。
「あなたがこの子を殺せって言うのですか」
「殺せ」と言葉を投げつけられた管理人さんは、犬をホテルに預けてよく考えること、
里親募集サイトを教えたそうです。
https://twitter.com/a_8katori/status/854702130921299970?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fhashmedia.net%2F16178

管理人の仕事
動物が大好きな管理人さんはペットと離れたくない気持ちは理解しても、
「犬猫禁止のルール」がある以上こうしたことの無視はできません。
全ての人が動物好きなわけではなく、好きでもアレルギーという問題があります。
そのような人が、あえて選んでこうしたマンションに入居しているのですから、
「家賃や敷金を多めに払う」という交渉が通じるわけがありません。
「動物を飼うのなら始めから“ペット可”の物件に住んで下さい」と管理人さんは提示しています。
飼う能力が無いなら飼わないことです。
結局隠れて飼っていたペットが見つかり、
行き場がなく保健所行きになるのは無責任な飼い主の責任ではないでしょうか。
ペットのアドバイス
無責任な入居者に頭を痛めている管理人さんが、
トラブルになりやすい動物へのアドバイスを提示してくれました。
犬や猫の場合
・匂いや部屋の傷
・アレルギー問題
・鳴き声や足音鳥類
・鳴き声爬虫類
・脱走し他の住民の部屋に入り込む水槽系
・割れた時の水漏れ
・湿気によるカビ

また、小動物要相談の物件は事前に連絡をせず、事後報告をすると許可が降りづらいそうです。
水槽が割れて下階の方に迷惑がかかると、許可を取っていない場合に違約金が発生します。
動物飼育の許可が降りた場合は、契約書にサインしておくと便利だそうです。
マンションなど集合住宅では、周囲の事も考えて生活するべきですね。
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出典:Twitter