真剣なクルーたち
Kさんは少し早く行ったつもりでしたが、すでに全員出勤していました。
朝礼の中でお客様からのクレームを紹介していました。
ポテトの提供時間が遅いとのこと。
その問題を社員はもちろん、
アルバイトまでもがどうしたらお客様に満足してもらえるかと真剣に考えていました。
そして朝礼の中で、多くの従業員が積極的に意見を出し合っていたのです。
それを見たKさんは、片手間で仕事をしようとしていた自分が急に恥ずかしくなったといいます。
この真剣な空気を自分が壊すのが申し訳ないと思い、マクドナルドのアルバイトを辞めたということでした。
たった5日間のアルバイト経験でしたが、Kさんのマクドナルドで働く人たちへの見方が変わりました。
仕事に対する思いを学んだKさんは、きっと素晴らしい社会人になることでしょう。
そしてこの素敵なクルー達がいる限り、マクドナルドの未来はきっと明るい気がします。
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出典：Cadot
