なんとか保護
1時間ほどかけて暴れる子猫を捕まえたケヴィさん。
しかし、必死逃げようともがく子猫は容赦なく暴れます。
なんとか落ち着かせようとケヴィは来ていたコートを子猫にかけ、落ち着かせようとしたそうです。
しかし、子猫は骨と皮でガリガリに痩せ、ノミだらけの他によく見てみると気になる点が。
歩き方が明らかにおかしいのです。
ケヴィさんは急いで保護団体の施設に子猫を運びました。
保護施設にて子猫は5回ものシャンプーに耐え、なんとかノミの除去に成功。
そして子猫は「ダドリー」と名付けられました。
骨折と病気
ダドリーの歩き方がおかしかった事に着目した医師がレントゲンを撮ってみたところ、
骨盤骨折と右後ろ脚の大腿骨骨頭に問題があることが判明しました。
骨折に関しては時間を掛けて治せますが、後ろ脚は「レッグパーセス病」の疑いがあったのです。
この病気は部位の骨頭への血流が妨げられ、壊死してしまう病気です。
そのため、壊死する前にダドリーの骨頭の摘出手術が必要でした。
「ダドリーの手術にはたくさんの費用が必要でしたが、ネット上で募金を募ったらなんと手術に必要なお金が集まったんです!」と話すケヴィさん。
早急に手術を受けることができたダドリーは術後の経過も良く、リハビリにも積極的だったそうです。
元気に回復!
手術の2日後には、もうその脚で元気に走ったりジャンプしたりと嬉しそうにしていたダドリー。
順調に回復していくその姿は、
保護当初の怯えていた様子など微塵も感じさせないほど人懐こくなっていました。
そして近々、保護施設主催の譲渡会に出る予定だそうです。
保護される前は人間に怯え、震える身体でケヴィさんや保護スタッフを見ていたそうですが、
献身的なケアにより今は元気いっぱいになりました。
後は新しい家族を見つけるのみです。
温かい家族に出会えることを願わずにはいられませんね!
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