かつて最大の特攻基地があった場所から「零戦」が平成の空を飛んだ!

テスト飛行

日本最大級の特攻基地があった海上自衛隊鹿屋航空基地で、

2016年1月27日に零戦のテスト飛行が行われ、現地近くには多くの零戦ファンが駆けつけました。

ニュースサイト「イザ!」の公式Twitterを筆頭に、多くのユーザーが飛行の様子をツイートしました。

格納庫から出てきた零戦。

整備士の入念なチェックを受けています。

ゲーム艦隊コレクションを切っ掛けに零戦ファンになった方も多いのでは?

zero2 zero3 zero4 zero5

複雑に入り組んだ部品は、器械が大好きな方にはたまらない写真ですね。

零戦の操縦桿を握ったのは、世界的に有名なレースパイロットのスキップ・ホルムさん。

実は2015年の夏にバイク事故に遭い、重体になっていたのだそうです。

パイロット復帰は難しいと言われていましたが、無事に現役復帰しました。

離陸

飛行機の滑走に詳しいからこそできる技ですね。

zero6 zero7 zero8

無事離陸!

zero9 zero10

小鳥のように小さくなってしまいました。

https://twitter.com/NANOTORA/status/692218064297943040?ref_src=twsrc%5Etfw

zero11 zero12 zero13

zero14

ネットの反応

今回のテスト飛行でネットでは様々な声が寄せられています。

「零戦は当時の日本の技術の粋であることは確かなんだけど、同時に技術や組織の限界を背負っている機体でもあることも伝えるのが当時の技術者に対して誠実なんじゃないかなと思ってます。
そのために日本に飛べる零戦が存在するのなら歓迎すべきことですね。」

「零戦が飛ぶのも嬉しいニュースですが、スキップホルム氏がパイロット復帰ならこっちの方が嬉しいですね、機体は情熱と資料と何よりお金さえあれば復元やこの零戦のように再生産できますから」

零戦は基地周辺を20分ほど飛行したそうです。

零戦のテスト飛行を実行した関係者は、

「零戦を生んだ時代背景と平和の尊さを考えてほしい」と平和への願いを訴えかけました。

zero14

出典:togetter

【関連記事】

海上自衛隊が撮影!太陽が沈まない雲の上のような南極の写真をご覧ください・・・

自衛隊の航空機が急患の搬送のために出動!自衛隊と地方空港はやはり必要不可欠だった・・・

イギリスの近衛兵に憧れる男の子がもらった最高の誕生日プレゼントがこちら!

「死ぬことは怖くない」と遺書に綴った18歳の回天特攻隊員→彼が恐れていたものとは…?

元戦艦大和の乗組員は、上官の命が犠牲となって生き延びた→彼が語るあの壮絶な瞬間から学ぶべきことを心に刻みたい…!

1 2