信じられない光景
連絡を受けた「SNARR」のスタッフは、カイロにある古いビルに到着しました。
そのビルを見上げると3階のバルコニーからなんと犬がぶら下がっていたのです。
その様子を見たスタッフは急いで建物の中へ入りました。
犬がぶら下がっていたバルコニーに行くと、固定された鎖に繋がれているメスの大型犬を発見しました。
そのメスの大型犬こそ、バルコニーからぶら下がっていた犬でした。
そのバルコニーにあった鎖は、犬の首に危険なほど食い込んでいました。
しかしその赤く錆び付き、
首に食い込んだ鎖によって大型犬はバルコニーから落下せずに命拾いしていたのです。
犬の救助
一体何故この犬がバルコニーでこのような悲惨な状況になっているのか、
飼い主は誰でどうしているのかはわかりません。
また自らバルコニーを飛び越えたのか、誰かに落とされたのかも不明です。
救助されるとすぐに犬の首から鎖は解かれましたが、
もし発見が少しでも遅れていれば犬は死んでしまっていたと言います。
首から鎖を外したスタッフのローレン・コネリーさんは次のように判断しています。
「おそらく5時間以上はあの状態でぶら下がっていた」
鎖と繋がれていた犬の首についていた鉄の首輪は、まさにゆっくりと肉を切るギロチンだったのです。
この犬のその後については、次のページで詳しくご紹介いたします。