愛猫を救いたい一心で火事によって燃えている自宅に飛び込み、わずか23歳で亡くなった女性に涙…!

犠牲になった女性

昨年、台湾の民家で火事がありました。

当時23歳だった台湾人のユエリン・ツァイさんはその火事に巻き込まれ、亡くなってしまいました。

しかし、ツァイさんは火事が発生した当初家の外にいました。

愛する2匹の猫を救うため燃え盛る家の中に戻ったのです。

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火事が収まった後に消防隊が家の中を探したところ、

焼けた家の中から猫を必死に抱いていたツァイさんと猫の遺体が見つかりました。

ツァイさんの遺体からは、自分の命に代えてでも愛猫を守りたいという思いが伝わってきたそうです。

もう1匹は?

ツァイさんとともに運ばれた猫の遺体は1匹だったそうです。

消防隊員が敷地内をもう1匹の「デュオデュオ」と名付けられた猫を探したのですが、

見つけることが出来ませんでした。

これを聞いたツァイさんの遺族は、

「もしかすると、デュオデュオは今もどこかで生きているのではないか。」と思ったそうです。

そして残された家族たちはFacebookを通じて助けを求め、

近所の人たちと協力してデュオデュオを探し始めました。

捜索を始めて2日、自宅近くの草むらで思いもよらない光景を目にしたのです。

そこには体に火傷を負いながらも、必死に生きているデュオデュオの姿がありました。

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ツァイさんはデュオデュオを助けることに成功していたのです。

奇跡の猫

デュオデュオは体中ひどい火傷を負っていましたが、

病院で検査したところ命には別状がないことが判明しました。

そしてデュオデュオは今も病院で治療を受けている最中で、日々回復の一歩をたどっています。

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ツァイさんともう1匹が亡くなったことは、とてもつらく悲しい現実です。

しかし、奇跡的に生き延びたデュオデュオが遺族を悲しみの底から救ったのです。

この事を遺族の方々はこう考えたそうです。

「ツァイの死は決して無駄では無かった。
あの子は自分の身を犠牲にしてデュオデュオを救ってくれたんだ。」

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そしてこう思い、前に進もうとしています。

「火事から生還を果たしたデュオデュオなら、これからもたくましく生きてくれる事でしょう。
私たちはこれからもツァイの死を無駄にしないよう、
精一杯デュオデュオを可愛がり、支え続けていきたいと思います。」

ツァイさんと1匹の猫を失ったことはとても悲しい出来事ではありますが、

デュオデュオと共に前を向いて生きていってほしいですね。

出典:Facebook

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