残酷な現実
美しく舞い上がる羽根の飾り。
これらの羽根はアフリカ、中国、インドなどの国から輸出されています。
それでは、実際どのように鳥から羽根を取っているのでしょうか。
かなり残酷な画像です。
ご覧の際は、くれぐれもご注意ください。
羽根は鳥の首と足を固定して、力づくでむしり取られたものでした。
鳥の痛みなどは気にせずに行われているため傷ができ、直射日光に晒されると化膿する事もあります。
キジの羽根などは、1本の値段が日本円に換算して約3,000円となります。
羽根牧場ではこのむしり取りの作業が毎年繰り返され、鳥は寿命が尽きるまで痛みに苦しみます。
署名運動
近年では、鳥の羽根の使用禁止を呼び掛ける運動が広がりつつあります。
今年は署名運動も行われており、
署名数が目標に足した時点でリオデジャネイロとサンパウロのカーニバル協会の会長に送られる予定です。
署名運動の文書に綴られた内容をご紹介いたします。
「動物たちが無意味に苦められています。
人が肌で体を守るのと同じように、動物も毛や羽根で体を覆っているのです。
動物と共に生きていく事を望んでいるのなら、
彼たちを人間の残忍さから守る必要があるのではないでしょうか。
動物の守護者である私たちは、彼たちの苦難を感じ取る事ができます。これを大きな問題として捉えない人もいるかもしれませんが、
動物の痛みや苦しみを無視し、
道徳を欠けるこの行為は問題がないとは言い切れません。
動物をむやみに利用せず、彼たちを自然に戻すべきです。
本当に平和を望むのなら、先ずは自ら平和を示さなければなりません。本物の羽根を人工の羽根で代用してください。
痛みも苦しみもなく、楽しいカーニバルを開催してください。
エコロジーやリサイクリングから肯定的な印象を得る事ができ、
全世界が注目するショーとして大きな一歩を踏む事にもなります。」
目標までもう少し
あの煌びやかなコスチュームを作るのに、多くの鳥が犠牲になっていたとは思いもしませんでした。
上記の署名運動、目標の署名数を達成するためには15万人の賛同者が必要となります。
現時点では残り3万人ほどの賛同者が必要です。
主催者側がこれに対してどんな対応をするのかは分かりませんが、
カーニバルによって苦しむ鳥がいなくなることを祈るばかりです。
出典:イミシン
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