顔を見せない野良猫
フィラデルフィアの路上を彷徨っていた元気のない1匹の野良猫。
その猫の様子を見て、近くの住人が保護しました。
保護した人は野良猫をリュック(バックパック)に入れて保護施設へとやってきました。
リュックから出すと猫は顔を伏せたまま動きません。
エサを入れた容器を見せても反応してくれず、身体を丸めて顔を隠したままです。
猫は警戒心が強い!?
猫といえば『マイペース』といったイメージが主で、
性格はというと毛色や柄で根本的な性格に違いがあるようです。
ですから全く警戒心がなく人間に懐く猫もいれば、子猫の時から警戒心が強い猫もいます。
警戒心が強い子猫の場合、あどけない可愛らしい表情のまま威嚇してきたり、
小さく鋭い爪で攻撃してきたりもします。
この猫のように攻撃はしないけど、ひたすら心を開かないというタイプも多いと思います。
保護施設ではその後この猫を『バックパック』と呼び、根気よく接しました。
そうしてるうちに、ようやくバックパックは少しだけ顔を見せてくれました。
果たして、バックパックは心を開いて穏やかに過ごせる日がくるのでしょうか?
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