猫は平均2~5匹、多い場合でも8匹の子どもを産みます。
その母猫が人間の監視下で出産をしたのなら、生まれた子猫は殆ど助かるでしょう。
しかし野良猫の場合はちがいます。
弱く生まれてしまうと、生き残れない確率が高いのです。
母猫の母乳を飲む力が弱いと成長も遅くなり、順調に育っていく兄弟に押されて母乳を飲めない場合もあります。
そうなると自然淘汰の厳しい世界では、その小さな命は消えてしまうでしょう。
そこで人の助けが入るまで必死で生き抜いた、小さな子猫のお話をご紹介します。
小さな子猫

カナダのフォート・ラングレーという町で、母猫と5匹の子猫が古い小屋で発見、保護されました。
5匹の子猫の中で1匹は大変身体が小さく、他の兄弟の半分ぐらいしかない小さな子猫でした。

この親子は地元にある『TinyKittens』という保護施設に保護されます。
子猫たちは大体5週齢目に入って体重が約650グラムでしたが、この小さい子猫は150グラムしかありませんでした。
この兄弟にくらべて半分の大きさにしか育たなかったこの子猫は、その後どうなったのでしょう。
結末は次のページにてご確認ください。
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