奇跡の子猫『ナノ』

この子猫は施設のスタッフに『ナノ』と名付けられました。
ナノとは小人を意味するギリシャ語が言源になっている言葉です。
この子猫がどれほど小さいか、この付けられた名前だけでもスタッフの気持ちが伝わってきます。
保護された時のナノは、全身がノミだらけでかなり無気力で脱水状態だったそうです。
ナノを診察した獣医さんによれば、「生きていたのが奇跡だ」と言われるほど衰弱していました。
スタッフの温かい手

ナノは病院で治療を終え、施設に帰ってきました。
スタッフは弱ったナノに元気になってもらおうと、24間看護を続けました。

充分にミルクが飲めるように他の兄弟に少し遠慮してもらい、ナノだけの授乳時間を作ります。
するとみるみる元気になっていきました。
3日後のナノ

上の画像はナノが施設に来たばかりのものです。
明らかに大きさがちがいますね。
下の画像が3日目のナノです。

こんなに大きくなりました。
目の輝きも以前と比べると見違えるようにキラキラしています。
生きる気力に満ちあふれていますね。
ナノの成長記録
小さかったナノが、元気になっていく様子に勇気をもらいました。
あのまま古い小屋にいたら、汚れた板の下で亡くなっていた可能性が高かったでしょう。
よく保護されるまで生き抜いてくれました。
施設で優しいスタッフのみなさんと、元気な兄弟に囲まれて大きく成長して欲しいものです。
出典:Facebook
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