奇跡の猫
こちらが瓦礫の下に32日も過ごした奇跡の猫、名前は『ロコ』です。
地震が発生した後は200匹以上の動物が救出されましたが、
地震発生から1ヶ月以上も経っていれば人間でも生存率は低くなり、
まして生きている動物などもういないだろうと思われていました。
救出時の様子
しかしある日の朝、消防士たちが瓦礫の撤去作業を続けると、
潰れた家屋から微かな猫の鳴き声が聞こえてくることに気づきました。
消防士たちは自分の耳を疑いながらも必死に猫の居場所を探しました。
しばらくして瓦礫の隙間に挟まれていた猫を発見し、消防士の方々が素早く救出しました。
瓦礫から解放されたロコは脱水症状になっていましたが、幸いなことに怪我はありませんでした。
消防士たちが瓦礫を撤去してる間、家の住人はその様子を固唾をのんで見守っていたそうです。
飼い主さんのもとへ…
ロコは消防士の方々によって救出された後、
家の住人が救出劇の一部始終を見ていたおかげですぐに飼い主さんを見つけました。
飼い主さんのところへ連れていくとあまりにも信じがたい出来事に、
飼い主さんは喜びの気持ちを隠しきれませんでした。
ロコも飼い主さんに会えた事で安心しきった様子でした。
その後、すぐにロコを獣医さんのところまで運び出し、 治療を受けてから家に帰りました。
動画もご覧ください!
こちらの動画は治療を終え、家族のところへ帰るロコの様子です。
ロコは32日もの間、真っ暗な瓦礫の中から出る事ができないという過酷な状態が続きました。
しかしそれを乗り越え、飼い主さんと奇跡の再会を果たす事ができました。
本当によく頑張りましたよね。
住み慣れた家は地震によりなくなってしまいましたが、
ロコは以前と変わらない大好きな飼い主さんにたっぷりと甘えられる時間を取り戻すことができました。
これだけの辛いことを耐えてきたロコ。
これからは幸せな日々を送って欲しいですね。
出典:エウレカ!
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