ここなら安心？
アメリカのフロリダ州ネイプルズの建設現場に、妊娠中の野良猫がやって来て4匹の子猫を産みました。
母猫は餌を探しに行くために、産まれたばかりの子猫をトラックに載っていたバケツの中へ入れて出かけました。
ところが、母猫の思ってもみなかった事が起こったのです。
バケツの中に子猫がいるとは知らない運転手が、トラックを60㎞も離れた所へ移動してしまいました！
バケツに子猫が！
移動先に着いた建設作業員達は、何気なく見たバケツの中にビックリします。
「子猫だ！4匹いるぞ！でも可愛い…。」
厳つい男達がそんな感じで慌てたのでしょうか。
冷静になった作業員達はまず子猫のミルクと保温を考えて、
近くの保護施設『ネイプルズ・キャット・アライアンス』に預けました。
作業員の中に、母猫に心当たりがある人がいました。
左官職人のサウルさんです。
サウルさんは母猫とは普段から仲良くしていたので、現場に戻れば母猫を見つけることが出来ると思い、
60㎞の道のりを戻ったのです。
サウルさん、母猫を保護
夜遅くにサウルさんから母猫を保護したと、嬉しいニュースが施設に届きます。
施設で連絡を受けた職員のドミニクさんは、喜びのあまり翌日まで待つことが出来ませんでした。
そのまま60㎞離れた建設現場へと迎えの車を走らせたのです。
親子の再会
ドミニクさんは午後11時頃に、母猫を保護施設に連れていきました。
やっと子猫達は母猫と再会できたのです！
母猫は子猫たちを確認して安心したようです。
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子猫達は争うように、ママのぬくもりとミルクを求めました。
ただいま授乳中
母猫はよっぽどお腹が空いていたのでしょう。
授乳をしながらご飯を食べています。
かなり必死で探していたのですね。
一緒になれて、本当に良かったです。
みなさんありがとう！
建設現場の作業員のみなさん、左官のサウルさん、保護施設のドミニクさん。
みんなの愛情と連携で、この親子は無事再会することができました。
見て下さい、この母猫の安心した顔つき。
みなさんを信頼しているのですね。
とても心温まるお話でした。
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