「ドサクサに紛れて私の身体触ったでしょ!!」と
俺を引っ立てにこないか不安と恐怖を抱えていた。
親切心で介抱してあげたのだから、そんな筈が無いと思ってはいても
別に女性に介抱を頼まれたわけでもない。
それに身体を触ってまで色々してあげる理由もなかった。
だから俺はホッとした。
この女性が俺に対して心から感謝してくれていた事に。
女性「それに、私の事かばってくれましたよね?」
俺 「え…?」
女性「私に袋を渡してくれたり、背中摩ってくれたり、顔にタオル被せてくれたりとか」
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