寒い春とウーラ
4月中旬のことです。
グリーンランド首都ヌークの路上で、1匹の若い猫が住人に保護されました。
極寒の地であるグリーンランドの4月は、まだ冬の寒さが続く季節とされます。
長い冬は、野外で暮らしている動物たちにはとても過酷な環境です。
運よく保護された猫は、地元の保護施設『ディーレンズ・ヴェナー』へとやってきました。

この猫は1歳ぐらいのメス猫で、「ウーラ」と命名されました。
暖かく安全な場所の施設で、ウーラは他の動物たちともすぐ仲良くなりました。
そんな社交的で愛嬌のあるウーラですがある日のこと、
スタッフが彼女の身体が変化していることに気が付きます。
そのため、病院に行くことになりますが一体何が起こったのでしょう?
気になる方は次のページをご覧ください。
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