タコに夢中なまさゆき少年
東京生まれのまさゆき少年は小学2年生の時まで、
他の子たちと同じようにはたらく車や妖怪などが好きな子供でした。
しかしある日、クラスメイトの落書きをきっかけに「タコ」に夢中になっていきます。
本物のタコを見たがったり、ほぼ毎日タコの夕食をねだったりするようになりましたが、
母親は嫌な顔をせずにそれらの願いをかなえてくれました。

さらには母親と一緒に、水族館まで本物のタコを見に行ったりもしたのです。
時にはタコがタコつぼに隠れて姿を見られなかったこともありましたが、
母親は「残念だったわね。でも、魚はほかにもいるのよ」と魚の絵の下敷きを買ってくれました。
少年はますます魚に夢中になっていきますが、その影響で困ったことが起こります。
そのことについてと少年の30年後の姿について、次のページで詳しくご紹介いたします。
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