ゾッとする和菓子の出し方
良治堂馬琴さんは訪問した女性のお宅で、老舗の上等な羊羹をすすめられました。
季節は5月も終わりの梅雨入り前、その水羊羹は季節を感じさせようという配慮か、
ある葉っぱの上に乗せられていました。
風流と言えば聞こえは良いのですがこの葉っぱがバトルを巻き起こす事になるとは、
良治堂さんは想像もしていなかったのではないでしょうか?
水羊羹の下には、紫陽花の葉が敷いてありました。
さっきお邪魔したお宅でそこの奥さんにお茶請けとして水羊羹(老舗の良いやつ)を出されたんだけど、庭から採って来たのかなというアジサイの葉っぱが水羊羹の下に如いてあった。
これにはちょっと手を付けられないしどうしたもんかと思っていたらお姑さんがそれに気付いて修羅場勃発。
我々放置プレイ。— 良治堂馬琴(タッパたん) (@tomato_shoukai) 2018年5月26日
紫陽花は、口にするには問題のある植物です。
それを知っていた良治堂さんがためらっていると、気が付いたお姑さんが激怒します。
そして、嫁VS姑によるバトルが勃発!
お客様に毒物を出したことで怒った姑さんに対し、状況がわかっていない奥様が逆切れしたそうです。
予期せぬ展開になりましたが毒を持つ葉の上に乗せられた羊羹を食べるよりは、
バトルに遭遇する方がまだ良かったかもしれませんね。
自然毒
本来、植物は外敵から身を守るために少なからず毒を持っています。
私たちが食べている野菜は、品種改良されて安全な状態になった植物です。
厚生労働省の『自然毒リスクプロファイル』には、紫陽花は次のように紹介されています。
「古くから、青酸配糖体を含むと言われているが、定かではない。嘔吐性アルカロイドの可能性も指摘されてはいるが、未だ明らかではない。料理に添えられることがあるが、食用は避けるべきである。」
有毒植物に指定はされていませんが、「明らかではない」ものは口にしない方が無難でしょう。
実際に2008年には、茨城県つくば市で料理に添えられていた紫陽花の葉を食べた10人のうち、
8人が吐き気やめまいなどの食中毒症状を訴えたそうです。
さっきお邪魔したは違う、お邪魔してるお宅でさっき水羊羹を出されただ。
現在も修羅場継続中なんだが、お姑さんの話す様子からすると奥さんは普段から『必要な事はせず余計な事しかしない』タイプで、客に対して毒物を出した事でお姑さんブチギレたっぽい。
で、奥さん反省せずに逆ギレで更に炎上。— 良治堂馬琴(タッパたん) (@tomato_shoukai) 2018年5月26日
季節感を演出するためとはいえ、皿の上に乗せられたら食べられると思ってしまいそうですね。
この報道で、紫陽花の危険性が問われました。
紫陽花の葉もそうですが、よくわからない葉っぱは口にしない方が賢明です。
食中毒の危険は、どこにあるか分かりませんね。
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