心に負った傷
今回ご紹介する犬は「プリンセス」と言う名前で、1歳のピットブルミックスです。
プリンセスは長い間、シェルターで暮らしていました。
そこから助けるために動いていた矢先、プリンセスにうつ病の兆候が表れ始めます。
これはシェルターに長時間いる動物に、よく見られる疾患だそうです。
現在犬のうつ病は増加傾向にあり、イギリスなどでは200万匹もいるとされています。

原因は犬がひとりぼっちになりがちだったり、
飼い主さんが常にイライラしていたりすることなどが挙げられます。
犬は感受性豊かなので、すぐに嫌な雰囲気を感じ取ることができます。
また群れで行動するのが基本の犬にとって、ひとりぼっちにになるのは過大なストレスがかかるのです。
プリンセスもシェルターが似たような環境だった結果、ストレスからうつ病になったのでしょう。
彼女のその後は、次のページで詳しくお伝えいたします。
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