「日本のバラ」とも呼ばれている椿の花。
冬の終わりから、春先にかけて咲く美しい花です。
有名なオペラにも『椿姫』があり、
『椿三十郎』など物語の主人公名にも取り上げられるほど印象深い花ですね。

椿の花は他の花のように花びらが一枚ずつ散るのではなく、ガクを残して丸ごと落ちる特徴がありますが、
その特徴をいかした『草遊び』があるそうです。
草遊びと言えばクローバーの花冠や草笛、葉っぱで船を造る遊びがありますが、
これからご紹介する「落ち椿」を使った作品には思わず感嘆の声が上がると思います。
道具を一切使わず、手の中で生まれ変わる落ち椿の姿を次のページにてご覧ください。
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