「何もできないという価値」とある母親の綴った文章がテレビで取り上げられて話題に!

何もできないという価値

以下、池田さんの記事の引用です。

お皿を洗うこともままならない池田さんは…。

「何もできないという価値」

今日もお皿も洗えずに子どもたちと寝る。
夜中に起きて、山になったシンクから
なるたけ音を立てないようにと洗っている最中、
1歳の次女がグズグズと起き出す。

ヨシヨシと声をかけておっぱいを飲ませると、
すやすやと寝る。

仕事をしようとパソコンに向かうと、
またグズグズッと泣き出す。

オッパイをコクコクと飲み、スヤスヤと寝始める。

よしよしとまたパソコンに向かうと、
10分もしないうちにまたグズグズッと動き出す。

題名だけで、上手くいかない日々が許されたような気がします。

お皿を洗っていてもパソコンをしていても、子供が泣いたら側にいてあげる。

そこにこそ価値があるのですね。

仕事や雑用を切り離した母親が真っすぐ、そしてじっくりとお子さんと触れ合い、

代えがたい幸せを見つけられました。

お皿が洗えなくても、掃除ができなくても泣いている子供に母親の愛情を与えられるのはあなたしかいない。

そんなメッセージを感じます。

今を大事に

子供たちと触れ合うことで感じられる幸せは…。

「はーい」と返事をしてきりがいいところまではと
パソコンに向かうと、ピーピーと泣き出した。

「ハイハイ、ゴメンネー」と、
パソコンに向かうのは観念して横になる。

頭の中は仕事のことでいっぱいだが、
一度仕方ないと観念すると、
娘の手の動きや様子が見えてくる。

コクコクとおっぱいを飲みながら、
小さな手を伸ばして私の顔を触る、鼻をつまむ。

決してマッサージのように心地よい触り方ではないけれど、
観念した私には、お母さんの心が広がっていく。

あー、と愛おしくなる。

また今日もなにもできんかった。

皿も洗えない。
洗濯もたためない。
パソコンにも向かえない。

できることは、ただただお母さんを感じることだけだ。

言い訳だろうか。いや、そうではない。

お皿を洗うことよりも、
洗濯をたたむことよりも、
パソコンに向かうことよりも、
大事にしたい「今」。

ほら、ほら。また「ママ」って呼んでいる。

子供たちがお母さんを「ママ」と呼び、小さな手を伸ばして無垢な愛を求めてくるのは「今」だけです。

その子を抱き上げる喜びを感じられるのも「今」です。

何を差し置いてでも、その愛情を優先させたいですね。

この『お母さん業界新聞』は、「お母さん大学」という場所で作られています。

大学のキャンパスは家庭、先生は子供たち。

この新聞を読むと、子供たちと正面から向き合えそうですね。

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出典:お母さん大学

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