ご一緒してもいいですか？
静かな環境を気に入った男性は、毎日この食堂に通うことにしました。
しかし、鳥が食事中に入って来るのを煩わしく思っていました。
なにせ毎日スズメがやってくるのです。
しかし残暑の厳しい9月のある日、そのスズメを見てある事に気が付きました。
そのスズメには、羽根の部分が少し禿げている特徴があったのです。
毎日来ていたのは同じ小鳥でした。
「正直、スズメが自分の皿にやって来るのは不快でした。
羽根が禿げているので病気も疑ったのです。
しかし、スズメを追い払うことに申し訳ない気持ちになり、
それからは食べ終わった皿をスズメにつつかせることにしたのです」
男性はこのように語っています。
男性は、毎日来るスズメに愛着が芽生えたのでしょう。
こんな小さな小鳥が自分を待っててくれるなんて、本当に素敵な話ですね。
スズメのバルディー
男性はこのスズメに「バルディー」という名前を付け、
密かに会えるのを楽しみにするようになったそうです。
男性が食堂に行くと、そこには必ずバルディーが待っていました。
一緒に食事をするのが日課になったそうです。
「時々、姿を見せないときがあるので心配しますが、数日するとバルディーは何事もなかったようにお腹を空かせてやって来ます」と、男性は語ります。
男性にとってなくてはならない存在になったのですね。
バルディーはランチを済ませた後、男性とくつろいでいるそうです。
ランチを1人で静かに過ごしたかった男性は、静かな可愛い友人と出会えました。
そして、バルディーと会えることを楽しみにする自分がとても可笑しく思えたそうです。
野生の小鳥と自然に友達になることがあるのですね。
これほど素敵なランチの時間は、他の誰も経験していないことでしょう。
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出典：Reddit
