『0対91』で敗れるも、監督は「選手はダメじゃないです」と胸を張る!不登校だった生徒が多い高校の軌跡に胸が熱くなる・・・

英心高校野球部

英心高校はもともと不登校の子供を多く受け入れる高校で、

休み時間にキャッチボールをしている生徒を見た豊田監督が、

みんながスポーツで楽しめるようにと週に1回ほどのクラブ活動から始まったそうです。

正式に野球部が創設されたのは2015年5月で、男子5人・マネージャーの女子1人から始まったそうです。

そして少しずつ野球に興味のある生徒が入部し、

10人まで増えて日本高等学校野球連盟(高野連)の登録申請が通りました。

豊田監督は生まれたての野球部を、15年7月から練習風景を写真や動画で伝え続けています。

「高校の友人は一生の友人になります。自分の意思で選んだ場所には同じ志を持った人が集まりやすいからです」

競技だけではなく野球を通じて生徒に何かを学んでもらい、

その考えを広く知ってもらうために投稿を続けているのだとか。

そんな監督の努力で、大敗はしたものの応援している方々が多いのですね。

光栄な試合

野球部が創設されて約1年半後、今回の試合が行われました。

「今までは、点差が広がると相手チームがバントをして、自らアウトになるのです。でも宇治山田商は強豪校ですが、最後まで攻撃をゆるめませんでした。この91点は勝負の中で付いた点差です。チームとして認めてくれたのです」

豊田監督はツイートの中でこのように綴っています。

中学時は不登校のピッチャーが負傷をしても最後まで投げ続け、

大差がついてもみんなが声を出し続けていたそうです。

翌日の練習には部員全員が参加したとのこと。

豊田監督のツイッターには、たくさんの応援メッセージが送られています。

いつか、英心高校野球部が甲子園に出場する日を期待したいですね。

出典:Twitter

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