象牙の加工品で有名な中国。
その中国が2017年の内に、国内の象牙取引を全面廃止するという決断をしました。
象牙を目的として密猟者が多くの象の命を奪っています。
過去7年間で、アフリカゾウの数は30%も減少しているといいます。
人間のために殺されているこの現実は、私たちの知らないうちに行なわれている事なのです。
中国は日本の近海におけるサンゴ礁の密漁、東シナ海では人工の島を作るなど、
国際的に問題になっていますが中国が象牙取引を全面廃止するという決断には
「この革新的な出来事によって、象を密猟から守ることができる」
と動物保護の運動家から絶賛の声が上がっているそうです。
それでは「象牙」という物に惑わされ、その陰で失われている多くの命の現状と、
自然保護へと向かっていく中国の決断を次のページで詳しくお伝えいたします。
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