暖かい人の心
床には段ボールが敷かれて寝ている犬には毛布がかけられています。
その回りにはドックフードが置かれています。
これはすべて、近所の住民やショッピングモールの寄付なのだそうです。
店内ですっかりリラックスしている犬たちです。
暖かい店内でのびのび寝ているようですね。
もうすっかり夢の中です。
外の吹雪は忘れてしまったかのようですね。
良かったですね。
このワンちゃんも落ち着ける場所が提供されました。
優しさ
文房具屋さん
イスタンブールの小さな文房具屋さんも、自分の店を開放して犬や猫を寒波から守ったひとりです。
経営者のベイヤルさんは猫に餌を与えるばかりか、汚れているとお風呂まで入れました。
「こんなに寒いのだから野良猫を受け入れるべきです。この辺にはお店はうちしかないので」
当然のことのようにベイヤルさんは話します。
近所の住民からは、困っている猫の命を守るというベイヤルさんの優しさを賞賛する声が上がっています。
ベイヤルさんの決意
しかし、中には批判的な人もいました。
それに対し、「猫がいるのが嫌な人はここで買い物をするのを控えてください。」
と書かれた張り紙まで店頭に出し、ベイヤルさんは営業を続けています。
ベイヤルさんはなぜそこまでして猫たちを守るのでしょうか。
ベイヤルさんは次のようにインタビューで答えています。
「私たちは人間です。
この子たちのような生き物の面倒は私たちが神様によって任されているのです。
私たちは彼ら生き物たちを見守る責任があると思うんです。」
動物に対する考え方は人さまざまです。
しかし、このようなひどい寒波の時に放っておいたらこの動物たちは確実に死んでしまうでしょう。
そんな時、あなただったら、日本のこの国だったら、どうしたでしょう。
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