休養と復帰
生後間もない長男と過ごす清水さん夫婦の素敵な写真と、
清水さんが投稿された育児を楽しむ様子を語ったツイートです。
奈緒さんの病状は思わしくなく、治療は緩和処置に切り替えざるを得ない状況でした。
そして清水さんは奈緒さんと一緒に過ごすため、
レギュラー出演していた「かんさい情報ネット ten.」を2015年2月2日から休養することを決意しました。
ところが残念なことに、2月11日に奈緒さんは29歳という若さで亡くなってしまいました。
生前、奈緒さんは仕事をしている清水さんが好きだと語っていたので、
清水さんは奈緒さんの気持ちを汲んで早期の復職を決め、2月19日に仕事に復帰しました。
『ten.』に復帰させていただきました。
闘病中だった妻の付き添い看護という個人的なわがままでお休みをいただきましたが、
皆様の温かいご理解のもと妻を見送ることが出来ました。
皆様のお気持ち、お言葉に、どれほど励まされ、お力をもらったか…、
心から感謝申し上げます。
— 清水健 (@shimizukendesu) February 20, 2015
同じような病気と闘っている方、ご家族の方、またその他にも多くの事と向き合い闘っていらっしゃる方、大勢いらっしゃると思います。
少しばかりでもエールを送ることができれば…、私、清水健は、『ten.』のキャスターとして、ニュースと真正面から向き合い、しっかりとお伝えしていきます。
— 清水健 (@shimizukendesu) February 20, 2015
闘病記と基金の設置
2016年2月、清水さんは奈緒さんの乳がん発覚から最後の日々まで克明に綴った闘病記
『112日間のママ』を出版しました。
そしてこの著作の印税を基に、
清水さんは「一般社団法人 清水健基金」をがんの撲滅と入院施設の充実のために設立したのです。
清水さんは、メーンキャスターと「清水健基金」のための講演活動とで多忙を極め、
体重をおよそ20㎏も落としてしまいました。
https://twitter.com/shimizu_fund/status/787313111816482816?ref_src=twsrc%5Etfw
決意
多忙な日々を送る中で、清水さんはアナウンサーを辞めることを決めました。
12月26日に放送された「かんさい情報ネット ten.」で、清水さんは
「今、私にできることは何なのかを悩みに悩み考えにいたりました」と1分にわたり、
決意に至った経緯について視聴者に説明しました。
1日1日を大切に。
特に最近、想います。もう、後悔、はしたくない。
息子の前で「笑顔」で、
家族の前で「笑顔」でいたい。皆様の前で。何があっても。
痩せましたか?と、
すみません、大丈夫、大丈夫です。— 清水健 (@shimizukendesu) December 14, 2016
清水さんは、後悔したくない生き方を考えた末に辞職を決断したのです。
何よりも、息子さんと過ごす時間を大切にしたいという思いを強く持ったのかもしれません。
そして、現在は基金のお仕事を中心とした生活を送っているそうです。
その充実した日々が分かる写真とツイートを基金のスタッフの方が投稿しています。
https://twitter.com/shimizu_fund/status/794949173414006784?ref_src=twsrc%5Etfw
ツイートに綴られていた
「1日1日を大切に」
「もう、後悔、はしたくない」
「「笑顔」でいたい」
という言葉が強く心に響きます。
そして、自分の生き方についても改めて考えさせられました。
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