初詣の際にベビーカーを自粛するよう要請したことで差別だと激怒の声!責められたお寺側の言い分がこちら・・・

反発の声

ネットでも議論となり、

『五体不満足』の著者である乙武洋匡さんもTwitterで以下のようにコメントをしました。

「何の落ち度もない単に小さい子供を連れたママさんが初詣に来て、
これを見て嫌な気持ちになると想像できないだろうか。
なら松葉杖の人も、車椅子の人も足の悪い高齢者も、視覚障害者も全部遠慮しろと?」

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このツイートは瞬く間に広がり、ネット上では

「寺側の自粛要請は不当だ」と抗議の声が続々とあがりました。

寺側が自粛を要請したのはベビーカーのみだったのですが、

それがネット上で怒りの炎に油を注ぐ形に。

「ベビーカーだけを自粛にしたら差別になりますよね」

怒りのツイートを見た乙武さんは次のように胸中を明かしています。

「『混雑時のベビーカーは自粛すべきだ』という意見を耳にするたび、
車椅子も同じように思われているのだろうと肩身の狭さを感じる。
不寛容な社会になればなるほど、『生きづらさ』を感じる人が多くなっていく」

東京都議会の音喜多駿議員はこの騒動を「初詣ベビーカー論争」と名付け、

自身のブログで子育てしにくい社会だと嘆きました。

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寺側の意見

一方的に責められる寺側は頭を抱えます。

新東京に選ばれた「東京大仏」のある乗蓮寺。

実は2年前まで、ベビーカーや車いす参拝客を優遇していました。

参道に専用通路を設け、周囲には係員を配置。

手厚いもてなしを辞めたのには訳がありました。

当時、一般の客は1時間ほど並んでようやくお参りできる状況でした。

そんな中、1台のベビーカーに大勢の家族が付いてきて専用道路を占領。

他の参拝客を尻目に堂々とお参りをしたというのです。

この光景を見た一般客が寺に苦情を入れます。

起きてしまった事件

ベビーカーがあれば楽に参拝ができるという噂が広がると、

ベビーカーに小学校高学年の子を載せてやってくる方まで出現。

規制を設けてもマナーの悪い客は後を絶ちません。

そしてとうとう事故が起きてしまいます。

2015年、参拝中のお年寄りがベビーカーにつまずき、ベビーカーごと転倒してしまったのです。

軽症で済みましたが、事故が起きてしまったことで警察は寺にベビーカー自粛を要請します。

寺側はやむなくベビーカーでの参拝を自粛するよう申し出たのです。

乙武さんらの意見とお寺側の言い分。

これらを聞いて、あなたはどう思いますか?

出典:J-CASTニュース

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