その日カナダのアルタは、マイナス39度という非常に厳しい寒さに見舞われていました。
濡れたタオルを外に置けば、1秒足らずで凍ってしまいます。
そんな極寒の中、
車掌であるブラッド・スレターさんは仕事でウェインライト駅のホームに向かって歩いている途中で、
猫の鳴き声を聞きました。
気になったブラットさんは声のする方へ向かうと、列車の第2エンジンの隙間から猫の姿を発見しました。
猫の体は雪と氷に覆われてほとんど動けない状態ですが、まだ息をしているのが分かります。
それを見て、ブラッドさんは迷う事なくすぐ猫を保護しました。
保護された猫の結末は、次のページで詳しくお伝えいたします。
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